木工DIY作品


その他DIY作品

発酵式二酸化炭素

水草育成では二酸化炭素の添加が必須なのですが値段が…装置代もさることながらコストも結構かかるのでやっぱり自作(^^;


材 料

homeペットボトルの空容器(500ml)
homeエアーホース(一般的に水槽で使用する外形6mmのシリコンチューブ)
homeエアーホース用のジョイント(下記左側の画像、L字型でもOK)
home逆止弁(下記右側の画像、水や気体の逆流を防ぐ装置)
homeバスコーク(水周り用コーキング材)
homeエアーストーン(細かい気泡にしてくれる)


作成手順

homeペットボトルの蓋をはずして真ん中にドリルやリーマーで4mm程の穴を空ける
homeそこにジョイントを差し込む(多少きつめ位が丁度いい)
homeジョイントの周りをバスコークでコーキング(裏表両方とも多めに盛る)
homeジョイントの上にエアーホースを差し込む
home反対側に逆止弁を取り付ける(逆止弁には方向があるので気を付ける)
home逆止弁の反対側にもエアーホースを取り付け一番下にエアーストーンを取り付け完成


二酸化炭素

home小さめの鍋に300mlの水を入れて50度くらいまで温める
home火を止めて鍋に砂糖を100g溶かす
homeゼライス15mgを入れてよくかき混ぜる
homeロートを使ってペットボトルに全部入れて冷蔵庫で1日冷やす
home翌日ゼリー状になったのを確認してイースト菌を適量中にふりかける(イースト菌は、うっすら表面を覆う程度)
homeその上にぬるま湯で溶かした砂糖水を入れて完成(全体量で400mlを超えないようにします)

ちょっと解りずらいかもしれませんが、意外と細かい気泡がでてきます。
ホースの長さや気温にもよりますが、設置後2時間位で出てきます。


その他

小型の30cm水槽用にホースを固定する器具を自作してみました。
アクリルの端材を切ってジョイントを2本使って作成

下記画像は添加量を見る為に作成しました。
密閉力のある、空きビンの蓋部に2か所穴を空けてジョイントを差し込み蓋の下部の片方を長めのパイプを取り付け、もう一方はそのままにします。
ペットボトル側を長いパイプのジョイントに接続してもう一方はエアーストーン側に差し込みます。
この装置で上記の分量で作った二酸化炭素の量を測定したら夏場(北海道なので20〜25℃)の気温で1秒間に3滴〜5滴の二酸化炭素が添加されます。


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総 括

水草の二酸化炭素添加は最近、必要ないのではないかという意見のサイト等をよく見かけるようになりました。
水槽によっては必要のない環境というのもあると思います。生態の数や様々な要素によって千差万別だと思います。
ただ我が家の水槽では添加した方が良い気がします。同じ水槽内で二酸化炭素が無くなり数週間経つと枯れて溶けていく水草もありました。
なので科学的に説明はできないですが、水槽によって違うという事はあると思います。 発酵式はネットで検索すると様々な作り方があり、みんな試行錯誤して二酸化炭素を作る分量を決めているみたいです。 なので正解は無いと思います。水槽の環境、育てる水草によっても添加量が変わってきますので参考程度にして下さい。
      POINT
バスコークのかわりにホットボンドでもOK
エアーストーンのかわりに割り箸でもOK
長期間持続させるならペットボトルを大きくする
ゼライスを入れずに砂糖水でもOK(即効性はあるが持続性がなくなります)
ホースが長すぎると添加まで時間がかかります
添加する場所は効率よく二酸化炭素が溶解できる場所を選ぶ
出来れば照明の消灯時は添加をやめてエアレーションに切り替えた方が良い



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